お知らせ
顎関節症と不妊症について
顎関節症と卵管閉塞。。。不妊症治療最前線!!
顎関節症が原因で不妊症になっている方が多いという事をご存じでしょうか?それってどういうう事?と思われる方がほとんどだと思います。ですが、当院の実際の臨床のなかで、不妊症患者さんの6割以上は顎関節に異常があり自覚症状があるか、または、症状は無くても、診察で顎関節症予備軍という方が多いのが現状です。ここでいう診察とは、まこと鍼灸院での診察で顎関節症と診断されることです。では、どのように顎関節と不妊症がつながっていくのかご説明したいと思いますが、その前に、顎関節症になってしまう原因と症状を説明します。
ーーーーー顎関節症になってしまう原因ーーーーーー
1 出生時に吸引分娩で生まれてきている方
2 出生時に鉗子分娩で頭部を引っ張られて生まれてきている方
☆ 上記の2つは、ご本人が知らない事が多い
3 特に幼少期に転倒して顎を強打している方 頭部を強打している方、転倒して顎を強打した経験が記憶にある方
(1,2歳の歩き始めのころの転倒は記憶にないことがあります)
4 スポーツなどで、顎をケガしたことがある。
5 歯列矯正をしている方
ーーーーー顎関節症の症状ーーーーーー
1、幼少期の症状で多いのが歯ぎしり(大人でもあります)
2、幼少期から視力の低下が激しい
3、幼少期のチック症状(大人でもあります)
4、頭痛 片頭痛
5、肩こり 特に肩甲骨の上のあたり 肩の頂上より少し下
6、初潮の遅れから生理不順
7、生理痛、生理不順
8、腰痛
9、目の渇き、眼圧の上昇、目がゴロゴロする
10、子宮筋腫、卵巣のう腫、卵管閉塞、狭窄
11、口を開けると顎が痛い 口を開くと顎関節が鳴る
12、朝起きると顎が疲れている
原因と症状ですが、皆さんいかがでしょうか?これ自分の事!!って思われた方が多いのではないでしょうか?特に、原因の1,2 出生時の状況が影響するなんて考えも及ばないと思いますが実際に、当院で顎関節症と診断する場合に、一番多い原因が出生時の吸引か鉗子での分娩です。同率で転倒による顎の強打です。原因と症状が、ご自身に当てはまる場合、顎関節症と診断をしても良いと思います。ここで注目していただきたいのは、症状の部分の10番です。卵巣のう腫と子宮筋腫、卵管閉塞というところがありますが、実は、幼少期(出生時の影響が大)から顎関節症を発症し上記のような症状がある方は、成長するに従い、骨盤が歪んできます。その結果、骨盤内の婦人科の臓器が歪みだします。幼少期でなくても、大人になってからの顎のケガや歯列矯正でも骨盤が歪みます。そして、その状況が長期にわたると、卵管閉塞や卵管狭窄、子宮筋腫、卵巣のう腫という症状につながってしまうわけです。当院では、顎関節症と卵管閉塞の関係性が判明して以来、タイミング法、人工授精、IVF、等で挙児をご希望されている方の妊娠、出産率が非常に高まりました。そして、顎関節症の治療をして骨盤の歪みをとり、卵管の歪み、全身の歪みを取ってから妊娠された方は妊娠中の状態が非常にいいのです。 つわりに関しては別の原因ですが、初期の不正出血や、心拍確認前後の流産が断然少なくなりました。 原因不明の流産と顎関節症は関係性があると考えています。タイミング法や人工授精、IVFで授かりずらい方は、顎関節症から来る骨盤の歪み由来の卵管の閉塞及び卵管の狭窄が原因となっていることが考えられます。
当院での顎関節症の診断部位ーーーーこの部分を押して痛みがある場合は、間違いなく顎関節症!!
1、顎
2、鼡径部 恥骨上部
3、後頭部
顎関節症が骨盤の歪みとなり卵管の閉塞または狭窄の原因となる。原因や症状に心当たりがあるという方、顎関節症を治療すれば、上記症状が楽になることは当然ですが、卵管や子宮、卵巣の状態が良くなり、妊娠、着床、健康な妊婦ライフ、トラブルの少ない出産と健康な産後!!というような流れで進んでいくことが可能になります。顎関節症はマウスピースでは治りません。マウスピースは歯が削れてしまうのは防げますが顎関節症は治りません。鍼灸治療で顎関節症を治し、不妊症、流産体質を治しましょう。