まこと鍼灸院 MAKOTO SHINKYUIN 不妊症鍼灸・不育症鍼灸・一般鍼灸

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多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の鍼灸治療

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)で来院される患者さんが増えています。ほとんどの方が無月経・希発月経で、排卵障害を訴えて来院されます。
そもそも、PCOSは原因が特定されていません。 このため、西洋医学的な治療ではインスリン抵抗性を改善する薬を処方され、経過をみる程度です。効いているのか、いないのか分からないまま服用を続けている方が多いのではないでしょうか。
「排卵障害をなんとか乗り越えて、卵を育てて排卵まで行きたい!」というのが患者さんの切実な思いです。

多嚢胞卵巣症候群
(PCOS)とは

健康な状態では月に1つずつ成熟する卵胞が、卵巣内にいくつもできてしまい排卵が起こりにくくなった状態を多嚢胞性卵巣といいます。 月経異常を起こしやすく、多毛、肥満、卵巣の肥大などの症状を伴う場合「症候群」をつけ多嚢胞性卵巣症候群と呼ばれます。

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)−多嚢胞卵巣と健康な卵巣

多嚢胞卵巣症候群
(PCOS)の症状

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)女性の20〜30人に1人の割合でみられる症状です。男性ホルモンが過剰に生成され、LH(黄体ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、男性ホルモンの血中濃度などのバランスが崩れて様々な症状を引き起こし、不妊症の原因にもなります。

  1. 1黄体ホルモン分泌不全

    排卵前の卵胞にLH(黄体形成ホルモン)が作用すると、卵胞から男性ホルモンが生成されます。この男性ホルモンがLHの分泌を阻害します。
    黄体ホルモン分泌不全から、生理周期が短くなったり、不正出血が起きたりします。

  2. 2男性ホルモンの影響が出る

    毛深くなる、声が低くなる、乳房が小さくなる、にきびができるなどの症状が現れることがあります。

  3. 3太りやすくなる

    男性ホルモンの血中濃度が上がるとインスリンがうまく機能しなくなり、結果的にインスリンが過剰に分泌されます。インスリンは血糖値を下げる過程で脂肪を蓄積するため、体重が増えやすくなります。

  4. 4卵巣肥大

    男性ホルモンは卵胞の発育を抑制するため排卵に至らない小さな卵胞が作られます。また、男性ホルモンは卵巣の表面の膜(白膜)を厚くする働きもあるため、排卵が妨げられ、小さな卵胞が卵巣にたまってしまいます。

多嚢胞卵巣症候群
(PCOS)の鍼灸治療

PCOSの患者さんを東洋医学的に診察していくと、ほぼ全員に共通していることが2点あります。

  • 下垂体の異常
  • 身体が糖質の取り過ぎを示している

この二点に着目して鍼灸治療を進めていくと、排卵障害が少しずつ良くなってくるのです。

下垂体から分泌されるLH(黄体形成ホルモン)は排卵を引き起こし、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促します。
黄体ホルモンは子宮内膜を成熟させる働きを担っています。

名称 分泌元 主な働き
LH
(黄体形成ホルモン)
下垂体
  • 排卵を引き起す
  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促す
黄体ホルモン
(プロゲステロン)
卵巣
  • 子宮内膜の厚さを維持して着床しやすい状態をつくる
  • 妊娠後の胎盤の状態を安定させる
  • 基礎体温を上げる

クロミッドやセキソビッド、HMG-HCG療法で排卵誘発されている方は、薬の効果があがりやすくなります。こうなると、治療が二歩三歩前進しますね。

PCOSでお困りの方には、ぜひご相談ください。

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