鍼灸治療症例集
症例6親指(母指)の腱鞘炎
20代 女性
数日前から、子供を抱き上げるなどの動作で手首から親指にかけていたみがある。
所見
親指の腱鞘炎。
産前産後によく起きる腱鞘炎と見る。肩こり、腰痛あり。
治療
腱鞘炎の特効穴 患側の帯脈に鍼。帯脈の取穴は入江FTを使い正確に取った。
施術後、患部痛みは消失。一回の治療で、来院時の痛みは無くなる。
考察
拇指の比較的早期の腱鞘炎で、患部に腫れや熱感が無かったため、帯脈と言う腱鞘炎の特効穴の一箇所の刺鍼で痛みが消失した。
腱鞘炎は、痛みを放っておくと、患部が腫れ、捻挫したかのような状態になる。そうなる前に、早期に治療することが大事だが、患部が腫れ、熱感があり、荷物を持つことも出来ないという場合も、治療をする事で、痛みは改善していく。
産前産後で手首や親指の付け根が痛いと言う方は大勢いるかと思います、お子様を抱えながら、沿い寝しながらでもある程度の治療は出来ますので、是非、お問い合わせいただきたいと思います。