鍼灸治療症例集
症例19腹部のはり感、肩こり、腰痛、膝痛(胃下垂、内臓下垂)
30代 男性
数年前より、腹部のはり感がある。肩こりや腰痛にも悩まされている。
所見
内臓下垂が著名にある(ソケイ部の圧通が下垂をあらわします)。
腹部お血、肝臓部の圧迫痛あり。
治療
気戸、内陰、伏兎、風市、 中ホウ、尺沢。
一回目の治療中、お腹の違和感が鍼をするごとに取れていく。治療後、腹部の張った感じはほぼ消失。
その後、週に一回の治療を2ヶ月、8回でほぼ自覚症状はなくなる。
考察
鍼の感受性の高い患者様で、鍼を打つたびに症状が取れていった。立ち仕事と言うこともあり、治療後しばらくすると、また同じような症状になるが、定期的に治療した事で、かなりの改善がみられた。
仕事で疲れてくると、再発すると思われるので、月に一回、健康維持のために治療を継続中。